鳥巻メモ

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2009-01-01から1年間の記事一覧

使用価値

「通販生活」を愛読している。代表の斉藤駿さんは、 ルームランナーの火付け役であり、記事広告を考え出した方だという。 著書「なぜ通販を買うのですか」の中では、商品に関して、 こんなことを、おっしゃっている。使用価値とは、興味深い考え方だね。 本…

ライトユーザーと、ヘビーユーザー

広く買ってもらうより、 同じ人たちに繰り返し買ってもらった方が、 マーケティング的には、理にかなっているそうだ。 新規顧客の開拓は、既存の顧客の維持に比べると、 6倍の経費と労力を使うという説がある。 それが、その根拠のひとつ。 ふたつめは、移…

保守

昨日の朝日新聞に、ドナルド・キーンさんのインタビュー記事が載っていた。面白かった。 なるほど、保守とは、こういうことなのかと思った。と、同時に、小説は、古い、新しい に関係なく、自分の好きなものを読めば良いと思った。 その点、エンジニアリング…

家庭用燃料電池

パナソニックや東芝に続き、新日本石油と京セラが共同で、 家庭用燃料電池を開発するそうだ。2011年に発売、戸建や 住宅に加え、マンションの設置も可能になるという。これ により、一般家庭の電力の約6割がまかなえる。太陽電池、 電気自動車を活用した家…

秋の味覚

こちらは、新潟産の梨なり。

タテ系メディアと、ヨコ系メディア

戦争が終わってから、しばらくの間は、 モノが不足していて、商品は発売すれば売れた。 極端にいえば、広告は、商品の発売を知らせればよかったという。 だが、しばらくすると、今度は、商品があふれ返り、 その反面、消費者がほしいと思う商品が少なくなっ…

Courier

マイクロソフトのコンセプトモデル。 いわゆる、アップル・タブレットと、どちらが先に、 リリースされるのかなぁ(これが出たら、ブログを書かなくなりそう)

『インターネット的』と『広告の迷走』

好きな作者のエッセイは、楽しめれば、それで良いわけだが、 ちょっと欲を出して、何かの足しにしようと思ってみても、 ちっとも、参考にならない。これは、当方と作者の特長が まったく違うからだろうと、思っている (肌合いが似ている人の著作の一文は、…

カタロニア讃歌

「日はまた昇る」も「カタロニア讃歌」も、スペインが舞台になっている。 後者は読めば分かるのだが、ウィキペディアで調べてみると、 ヘミングウェイも、ジョージ・オーウェルも、スペイン内乱に、義勇兵として参加している。 「カタロニア讃歌」の興味深い…

薄くなった中産階級

為政者というのは、 中産階級に訴えていくことがポイントらしい。 他のやつらが政権をとったら、 生活のレベルが下がりますよ。まぁ、こういうふうに訴える。 (このへんは、ジョージ・オーウェルの「カタロニア讃歌」に詳しい) 実際、自民党は、今まで、そ…

住友化学の農業参入

昨日の日経新聞によると、 農薬・肥料製造の最大手である住友化学が、農業に参入するらしい。 全国10か所に農業事業子会社を設立して直営農場を経営するほか、 20〜30か所の農場に生産を委託し、日本エコアグロのブランドで、 トマト、ピーマン、レタスなど…

電力とITの類推

松崎君が、本を持っていた。 見せてもらったら、クラウド・コンピューティングの本であった。 彼いわく、最近は、現実派になったそうである。 (いぜんは、スウェーデン・ヴォルグを読んでいたっけ) 本の内容をたずねたら、 電力とIT事情のアナロジーが書い…

HTML5への期待

ふと思ったが、グーグルの検索ページが変わったようだ。 まず、検索キーワードを入れる枠が大きくなっている。 次に、キーワードに関連した画像や映像関係も 表示されるようになっている。映像系は、だいたい動くが、 ときどき当方のパソコンにプラグインが…

メモ

吉本隆明さんの深い洞察。大切なことが詰まっている気がする。 メモしておこう。 知識について関与せず生き死にした市井の無数の人物よりも、知識に関与し、 記述の歴史に登場したものは価値があり、またなみはずれて関与したものは、 なみはずれて価値ある…

ジョブス、復帰!

それなりの「頭の回転」は必要か?

ふだん、あまり意識はしていないが、 毎日、なんらかのネット・サービスを使っている。 まず、このブログが、そうだし、 グーグルの「検索」は、使わない日がない。 で、基本的なことを知りたい。 もっと複雑な演算を駆使するようなネット・サービスが現れた…

South Park Mac vs. PC

マック

まわりに、新しくマックを購入した人が2人いる。 ひとりは、ウインドウズからマックへの転身である。よい傾向である。 Snow Leopardは、マルチコア化するCPUに対応するため、 今までのOS、Leopardと見かけが変わらないように、 全面的にプログラミングが書…

「もののけ姫は、こうして生まれた」

「もののけ姫」のメイキングビデオ。 これは長い。今月の連休にでも観てみよう。 とりあえず、忘れないように。

一九八四年

ジョージ・オーウェルの「一九八四年」の世界では、 国家と個人は、同じ意思を持たねばならない。 裏切り者がいないか、四六時中、監視され、 裏切り者は、密室で極限の恐怖と苦痛を与えられ、 国家と同化するまで、洗脳されてしまう。 読了後、 救いようの…

去年見たロボットたち

うさぎやで、どら焼きを買った。 生地がホットケーキのように、ふわりとしていた。あんこは、やや甘め。 ところで、ドラえもんは、ロボットのくせに、どら焼きを食べるじゃない。 ありゃぁ、炭水化物を水素に変えて、燃料電池で動いているんですナ。 ま、い…

うさぎや

資料を読んでいたら、「黄身しぐれ」という和菓子が出てきた。 参考までに、ネットで、キーワード検索をしてみたら、 どこかで、見かけたことのある店構えの写真が出てきた。 たしかに見覚えがあるのだが、さて? 地図をクリックしてみた。 上野松坂屋の斜向…

パースペクティブ

日本の小説に比べ、 西欧の小説は、面白いと思う。 なぜだろう? ひとつには、パースペクティブの違いにあるだろう。 日本の多くの小説は、地面をズルズル這っている印象がある。 それに比べ、西欧の傑作は、遠目で見ていて、 しかも、目がキョロキョロして…

どうだろう?

社会の進歩の見方は、3タイプあるそうだ。 1つめ。 環境に適した生物が生き残っていくという ダーウィンの生物学見地を、社会に応用した考え。 2つめ。 一定の歴史の段階の中に内在している、ある契機が発展して 次の段階が生まれてくるという考え。 3つ…

一九八四年

ジョージ・オーウェルの「一九八四年」。 近未来的な独裁政治を敷くビック・ブラザーの 政治スローガンは、「戦争は平和なり」「自由は隷属なり」 「無知は力なり」である。 このスローガンは、同小説の中の会話にもあるように、 コトバの曖昧さを利用したフ…

国会図書館の書籍をネットで

国会図書館には、数えるくらいしか、行ったことがない。 不慣れなので、入館の方法、パソコンの検索や本のオーダーなど、 そのたびに、とまどってしまう。 どうやら、国会図書館にある書籍をネットで見られるような動きが あるようだが、こういう動きは、歓…

折り込みチラシ

梶祐輔さんの著書「広告の迷走」では、 あえて、広告と販売促進に太い線引きがなされている。 10年、20年かけて、企業や商品と、 生活者や消費者とコミットメントを深めていく。 これが広告だ。 それに対して、文字通り、販売にすぐ結びつくもの、 それが、…

国債

この時期、衆議院選挙のおかげで、 いろいろなことが、分かる。 郵便貯金は、300兆円あり、 その大半は、国債と地方債の購入に当てられているそうだ。 膨大な国債の発行により、 その金利は上がっても良さそうだが、さほど上がらないのは、 この郵便貯金によ…

ボイストーン

最近、コピーライターの眞木準さんが編集された 「ひとつ上の」シリーズを、続けて読んでいる。 現在は「ひとつ上のプレゼン。」を読んでいる。 その中で、杉山恒太郎さん(電通)へのインタビュー記事が 興味深かった。 電通の実態を知らない当方にとって、…

外国人に伝えるということ

ずいぶん前に、区で、外国の人に日本語を教える ボランティアをやったことがある。 これを、やってよかったのは、 外国の人に対する恐怖感のようなものが、なくなった ことだと思う。 なにせ、それまで、外国人といえば、 ふだんは景色のように、ぼんやりし…