鳥巻メモ

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2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「都鄙問答」より

「何を以てなれば金銀は天下の御費なり。 銘々は世を互いにし、救い助る役人なりと知らるると見へたり」 「都鄙問答」(石田梅巌)より 気持ちが前向きになるフレーズだと思う。 (かってに変えることに、やや、気持ちがひけるが、 「金銀は天下の御費なり」…

好きな曲

お前の中で雨が降れば 僕は傘を閉じて濡れていけるかな。 うーん、いいねぇ。

家に聞け

インテリアコーディネータに話しをうかがい、施主さんに話しをうかがう。 住宅リフォームの取材は、おおよそ、こんな感じだろう。だが、ちょっと待てよ、と思う。 肝心な家に聞いてないじゃないか。 やや比喩的な前置きになってしまったが、たとえば、リビン…

疑うこと

目に見えないものに比べ、目に見えるものは取材しやすい。 それだけ、目に見えるものは、確かなものだと思いがちなのだが、 一方で、目に見えるものこそ、疑うべきだといった西欧の哲学者もいたように思う。 ところで、鈴木大拙の著書には、否定から入る東洋…

新旧の翻訳

翻訳者によって小説の印象はどう違うのだろうか? 以前読んだ小説を違う翻訳者の訳で読んだことがあるが、 後から訳された方が読みやすい場合が多い。 これは、たまたま、そうなのか、 言葉づかいや言い方が、現在風になっているからなのか?

ポータブルタイプの燃料電池

燃料電池は、工場のオンサイトタイプは早くからあった。 民生用としては、ようやく家庭用燃料電池のマーケットができ、 最近では、広告を打つ企業も出てきた。 携帯やノート型に使われるメタノールタイプの燃料電池は、 家庭用より早く普及すると思っていた…

高級食材

先般、紀ノ国屋のチラシに関わる。いい機会なので、高級食材を食べてみた。 全般的に、価格は、大手スーパーの3倍くらいだろうか。 キャベツは青み、苦みがない。サトイモは、食感が違い、サクサクしている。 セロリは、あの独特の臭みが気にならない。 紀…

キクイモ

遠目では、ひまわりに似ていて、 秋に黄色い花をつけるキクイモ。 イモというぐらいだから、根っこが食べられる。 ただ、味は、サツマイモやジャガイモと違い、 どちらかというと、ウドに似ている(炒めると、ややイモっぽい)(参考) http://ja.wikipedia.o…

2010年

来年は面白い年になりそうだ。まずグーグルのChrome OSが 搭載されたパソコンが発売される。携帯でもAndroidを積ん だ機種が多く出るだろう(当方の利用しているウィルコムは、 どこかの会社に吸収されるかも知れない)。アップル社から、 電子ブックのよう…

横尾さん

「検索」するネットに対し、 テレビというのは、思いがけない人に「出会う」ものである。 昨日、NHKの美術の番組に、横尾忠則が出ていた。 そう言えば、僕は、一時期、横尾さんの画集や本を図書館で借りたり、 西武デパート(だったかな?)で行われたパフォ…

掛け軸の謎

実家の床の間には、漢詩の掛け軸が飾ってある。愚姉が書いたものだ。 当人に意味を聞いたのだが「分からんわね」と言われた。 孤帆遠影碧空盡 惟見長江天際流 ネットで検索してみる。李白の代表的な詩のようである。 孤帆の遠影 碧空に尽き 唯見る 長江の天…

移動中の2冊

さて土曜日は新潟、である。移動中にめくる本は、 「未来の親鸞」(吉本隆明)と「Call If You Need Me」(レイモンド・カーヴァー)を選んだ。 (が、むつかしそうなので、変更するかも)

Chrome

ふだんはMacを使っているが、外出先ということもあり、 Windows上でWebメールを開こうと思った。が、開かない。 慣れているブラウザーの不調が原因なので、 初めてChromeを使うことになる。 当ブラウザーは、日頃、僕がやっている方法、 パソコン上に、いっ…

カタロニア讃歌

ジョージ・オーウェルの『カタロニア讃歌』を ようやく読み終えた。 戦線の様子、自身の負傷後の冷徹な観察が、 僕には何故かユーモアに感じられた。 自分の生死を冷徹な目で見た人、というと、 正岡子規と夏目漱石(修善寺の大吐血)を思い出すが、 こちら…

台風一過

台風一過、秋の晴天なり。 来週の土曜日(10/17)は、めいっ子の結婚式。 台風の到来が一週間ほどズレて、良かったぜ。 野分吹き 澄みわたりし 青い空

スペシャル対談

世間の感情は変わるもんさ

世の中の風潮は変わるもんだなぁ。 先般、たまたま読んだ12年前の「文藝春秋」を読んで、そう思った。 だってさ、公的資金投入の第1号となった住専って、 当時、世論は、反対一色だったんだぜ。 それが、現在の評価は、どうだい。 住専問題以降、公的資金は…

住専

かつての「文藝春秋」に、城山三郎、中山素平、宮沢喜一 三氏の対談が掲載されている。 本稿を読んでいて、 空気のように気にかけなかった官僚が、 世間にその輪郭を現したのは、住専問題ではなかったのかと思った。 当時、マスコミがミスリードした複雑な住…

使用価値

「通販生活」を愛読している。代表の斉藤駿さんは、 ルームランナーの火付け役であり、記事広告を考え出した方だという。 著書「なぜ通販を買うのですか」の中では、商品に関して、 こんなことを、おっしゃっている。使用価値とは、興味深い考え方だね。 本…

ライトユーザーと、ヘビーユーザー

広く買ってもらうより、 同じ人たちに繰り返し買ってもらった方が、 マーケティング的には、理にかなっているそうだ。 新規顧客の開拓は、既存の顧客の維持に比べると、 6倍の経費と労力を使うという説がある。 それが、その根拠のひとつ。 ふたつめは、移…

保守

昨日の朝日新聞に、ドナルド・キーンさんのインタビュー記事が載っていた。面白かった。 なるほど、保守とは、こういうことなのかと思った。と、同時に、小説は、古い、新しい に関係なく、自分の好きなものを読めば良いと思った。 その点、エンジニアリング…