鳥巻メモ

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2008-01-01から1年間の記事一覧

ついに「本居宣長」読了

「補記」も含めて「本居宣長」を読了した。 数ケ月間、本書を手にしていたので、 読破したら、感動が、したした込み上げて来ると思っていたが、 そのような感じはなく、だらだらと最後のページを読み終えた。 ただ、読書体験として言えば、本書には感銘を受…

国東半島

取材で、ご一緒したカメラマンの方は、 九州の国東(くにさき)半島の ご出身だとか。 昼食のとき、「未開の地」国東半島について、 いろいろ話を、うかがった。 まず、大分空港は国東半島にあるらしい。 そして、大分市に行く 交通手段のひとつとして、 ホ…

千代田区立 日比谷図書館に

日比谷図書館からハガキが届いた。 その便りによると、当図書館は、来年の夏に 東京都から千代田区に所轄が移管されるようだ。 都立日比谷図書館から、千代田区立日比谷図書館 となるわけだネ。 来年4月より、リニューアル工事のため、 当分、使用できない…

「本居宣長補記」

ようやく、 本居宣長の「本居宣長」を読了した。 といっても、新潮社の文庫本には 「本居宣長補記」が付載されていて、 まだ本を閉じるという訳にはいかない。 ▼ 文字(漢字)が伝わる前に、日本では、 日本固有の大和言葉が話されていた。 違う言い方をすれ…

『他人の身になってみること』

取材先に着くまで、 レイモンド・カーヴァーの 『他人の身になってみること』を読んだ。 タイトルからすると、 他人への思いやりを説いている小説のようだが、 違うんだなぁ、これが。ひとくちでは、言えないんだワ。 (なんか、後をひくんだよなぁ) 原題は…

レイモンド・カーヴァーの映像

レイ・カーヴァーは、いいやねぇ。 You Tubeのおかげで、こういう映像だって観れるわけダ。 俺は、レイも、エディット・ピアフも大好きなわけで。 共通点は、、、えーと、2人ともアル中だったっけ?

「本居宣長」備忘録2

宣長は、先に言ったように、人々が、その限りない弱さを、 神々の眼に曝すのを見たわけだが、そういう、何一つ隠しも飾りも 出来ない状態に堪えている情(こころ)の、退っ引きならぬ動きを、 誰でも持って来て生まれて来た情の、有りの儘の現れと解して、 …

「本居宣長」備忘録

宣長は、古事記の書かれた太古の時代、 「彼等の間では、直かな、豊かな表現は、当然、その日常会話にも 及んでいた」(P216)と考え、 「更に進んで、そういう生気のある言語表現をわが物としていた 人々が、実生活の上で、これに即した、生きた智慧を身に付…

兼続の川の里

NHKの大河ドラマ『篤姫』が人気のようである。 僕の周りにも、毎日曜の8時を楽しみにしている人がいる。 『篤姫』の次は、『兼続』が始まる。 直江兼続は、おそらく上越の人だろうが、新潟市生まれの当方にとっては、 南区白根を縦断する中ノ口川を治水した…

こころは、大和言葉かな?

ふと思ったが、 漱石の「こころ」が「心」でないのは、 どういうことだろう? 心は漢語で、こころは大和言葉、、かな? 漢語と大和言葉の意味合いは、 ぴったり合うものが少ないと承知しているので、 もし、そうなら、日本特有の こころ という言葉に 漱石先…

学而第一6

子曰く、弟子入る即ち孝し、出づる則ち弟し、謹みて信じ、 汎く衆を愛して仁に親しむ。行うて余力ある、則ち以て文を学ぶ。(訓点「論語講義(一)」渋沢栄一)

命日

きのうと、おとといは、思い出ぶかい人の命日が続いた。

思フコトヲ貴ブ

小林秀雄の「本居宣長」によると、 宣長は、平安時代の言語を雅言(みやびごと)として読み、 奈良時代以前の言語を古語(いにしえごと)として読んだという。 ただ、稗田阿礼の口伝を、安麿が筆録にして表した古事記は、 古語の「ふり」や「いきほひ」が際…

媒体からユーザーに

工業製品というのは、多めに作って売るものだろう。 在庫の存在は、その証左だ。 工業製品の兄弟分である従来の広告も、これに似ていて、 言ちゃぁ何だが、余計に作られてきた。在庫こそないが、 ユーザーには必要ないのに、ドシドシまかれてきた。 コピーラ…

エディット・ピアフ

オリンピア劇場で歌う エディット・ピアフの貴重な映像。 曲目は「群衆」「バラ色の人生」「私の神様」

車中でウダウダ過ごす

5時間強の移動の中、 車中で、読みかけの「本居宣長」を読んだ。 実際は、ウダウダしながら、ページを開いたり閉じたりして いただけなんだけどネ。コーヒーをこばしたりサ。 でね。こういうふうに、自分をダマしダマし読まないと、 名前しか知らない古典の…

自前の「データーベース」を使うことも、ある

はてなのブックマークのデザインが一新し、 それに伴い、新しい機能も付加されたようだ。 もっとも、いまのところ、 自分がブックマークした記事を 検索できることしか確認していないけれどネ。 ムダな機能に思えるものの、実際に使う予感もするなぁ。 当ブ…

user数での編集

全国紙、地方紙をあわせて、どのくらいあるのかなぁ。 よく分からないけれど、一日の全国の新聞のページ総数は、ほぼ概算できるはずだよネ。 それに対して、ネットのページの総数は無限と言っても良い。 量は質を駆逐する、とは言えないだろうが、ただ方法に…

北区の中央図書館

仕事の参考資料として、図書館の本をよく利用する。 その際には、文京区図書館のホームページで必要な本を検索/リクエストし、 湯島天神に近い天神図書館で取り置きをして頂いている。図書館にない場合は、 同区内の他の図書館からの取り寄せになる。 取り…

i Phoneの新しい2つの使い方

i Phone、Andoroid Phoneなど、音声で「検索」が可能に。 http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20383676,00.htm i Phoneは「オカリナ」にもなるらしい。 映像は、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」の演奏風景。 3Dの世界地図から、他の人…

大和魂

きのうの話を引き継ぎ、広告全般の話をまとめてみようと思ったが、 テーマが大きすぎて、やはり途中でつまずいてしまったゼ。で、まったく関係ない話をする。「大和魂」「大和心」についてである。 当方は、いままで、この言葉にネガティブなニュアンスを 持…

とりまきの独白3

ある技術が、あたり前に受け入れられている時、 その陰で、同じ市場を対象にした目新しい技術が、ひっそり生まれる。 多くは途中で消えてしまうのだが、中には、 既存のものを駆逐してしまうことがある。 それは、時間とともに新しい技術が成長し、 市場の要…

とりまきの独白2

写植からMacへの移行期、両者の文字は併存していた。 その頃、とりまきは、写植オペレータと共同で、 南青山に事務所を借りるという、ヘンテコなスタイルを取っていて、 当時の文字事情について、意見交換したことを記憶している。 オペレータ曰く「Macみた…

とりまきの独白1

かつて写植文字というものがあった。 いまでは信じられないが、 ライターが書いた原稿を、デザイナーが文字の大きさや行間を指定し、 写植屋のオッサン、いや失礼、写植オペレータが文字を打っていたんだ。 その後、ライターが、ワープロで書いた原稿をユー…

物のあわれ

「万葉集」も「源氏物語」も名前しか知らず、 物のあわれが何か、知る由もないのだが、、、。 ただ、この文章は「なるほどなぁ」と思うなぁ。 少し元気にもなるし。 誰にとっても、生きるとは、物事を正確に知る事ではないだろう。 そんな格別な事を行うより…

読み方について

備忘録として。 成る程宣長は学者で、詩人でないのだし、学説の形を取っている彼の 思想を理解しようとすれば、これを一応解体し、抽象化してみる事も 必要だろう。彼の学説の中に含まれた様々な見解と、これを廻る当時 の、或は過去の様々な見解との間の異…

焼き肉ランチ

銀座にあるアップルストアに、マックのことを相談に行った。 その後、日比谷方面、それから新橋方面にガード沿いに歩いた。 お昼時だったので、 先般、仕事に携わった会社がチェーン展開している焼き肉店で、 ランチを食べてみようと思ったからだ。 何種類か…

テープ起こし

現在、取材にはICレコーダを使っている。 テープとの大きな違いは、取材内容を聞き直すときに、 インデックスを付けられることだろう。 インデックス01、インデックス02、、、というふうに、 会話の区切りごとにマークを付けることで、その頭出しを 瞬時に行…

私の個人主義

小林秀雄の「本居宣長」の中に、 江戸初期の人、中江藤樹のコトバが引用されている。 先師何事にてもまねをいたす程の事はなく候。 只言葉にズントいう事を被(レ)仰候。 夫より外はまね申事無(二)御座(一)と被(レ)仰候。 このコトバに接して、 漱石…

ショーケン

You Tubeで、気になるアーテイストを検索すると、 思い出のライブの映像を見つけることがある。 映像は、よみうりランドでのショーケン。ばかだよなぁ、、、 と言いつつ、とても感激したライブでありました。とりまきも若かったゼ。