社会の進歩の見方は、3タイプあるそうだ。
1つめ。
環境に適した生物が生き残っていくという
ダーウィンの生物学見地を、社会に応用した考え。
2つめ。
一定の歴史の段階の中に内在している、ある契機が発展して
次の段階が生まれてくるという考え。
3つめ。
理想的社会を想定し、そこから逆算していく考え。
ちなみに、福沢諭吉は、3つめの立場にたっていて。
自書「文明論之概略」の中で、それまでの歴史を例にとり、
日本の権力は、もっぱら、一点に偏るが、
西欧は権力が散らばっていて、、、
将来、日本も、西欧のように、
権力は分散しなければならない、
と説いていたと思う。
えー、これからの日本は、どうなるのねぇ。