日本でいえば、明治期になる。
キューバをめぐり、宗主国のスペインと、アメリカが戦った。
当時は戦術研究のため、各国が戦争を観戦したようであり、
日本からは、秋山真之が、現地の戦いを視察に行った。
スペインの軍艦は、港湾から動かない。
それに対して、アメリカ海軍は、港口に汽船を沈め、
軍艦を閉塞してしまおうとした。
この計画は、結局、失敗に終わるが、
秋山は、日露戦争の際に、同様の計画を立案し、
東郷平八郎により、実践に移された。
日本の連合艦隊は、敵の旅順艦隊を旅順港に閉じ込め、
そのせまい港口に汽船を自沈して閉塞させた。
そして大陸側から陸軍が攻めていったんだネ。
これは、司馬さんの「坂の上の雲」からの、ネタ。