2008-03-21 晋作と継之介 「世に棲む日日」を読了した。 高杉晋作の晩年には、 あやうく、男泣きするところだった。 司馬作品を読んで、湿っぽくなったのは、 河合継之介を主人公にした「峠」と、 この作品だけである。 とくに官軍から、 長岡藩を奪還する場面が良いんだよなぁ、「峠」は。 ただ、作品中の会話や行動が、 ちょっとカッコ良すぎやしないか、と、 継之介と同じ越後人として、 思わなくもないけれどね。