鳥巻メモ

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晋作と継之介


「世に棲む日日」を読了した。


高杉晋作の晩年には、
あやうく、男泣きするところだった。


司馬作品を読んで、湿っぽくなったのは、
河合継之介を主人公にした「峠」と、
この作品だけである。


とくに官軍から、
長岡藩を奪還する場面が良いんだよなぁ、「峠」は。


ただ、作品中の会話や行動が、
ちょっとカッコ良すぎやしないか、と、


継之介と同じ越後人として、
思わなくもないけれどね。