温室効果ガスを
2020年までに15%減らすという。
ただし、これは2005年と比べた数字である。
1990年に対しては、8%にしかならない。
たしかに、05年比なら、
EU13%、米国14%に対して、日本15%となり、
各国に対する旗振り役になれそうだが、
90年比となると、
EU20%に対し、日本は8%になり(日経新聞)、
そこまで、さかのぼって言われると、逆に肩身が狭くなってしまう。
ちなみに、政府発表の数字を、2倍の30%とすれば、
90年比で、25%となり(朝日新聞)、これなら、
他国に堂々と言えそうだが、産業界、労働界のクレームなど、
国内事情はそれほど単純ではないらしい。
ところで、坂本教授の御自宅は、風力発電で賄われている。
ニューヨークは、自宅に送られる電気の発電方法が選べるんだってサ。
(婦人画報4月号)