鳥巻メモ

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音声認識ソフト


新しいi_Phoneの音声認識機能、siriは興味深い。


あいにく、小生、いまだ PHSを使っているので、
変わりに、i_Padでグーグルの音声認識ソフトを試してみた。


小生の話し言葉に対し、
さいしょはトンチンカンな変換が多かったが、


やっているうちに、認識率が高くなってきた。


「トンネルを越えるとそこは雪国だった」
「我が輩は猫である名前はまだない」
は、ちゃんと変換されるようになった。


小生の発音が改善されたのか
音声認識ソフトが学習しているのか、
どちらだろう?

「私は誰になっていくの」


「私は誰になっていくの」(クリスティーン・ボーデン)
を読了した。


筆者はオーストラリアのキャリア官僚であったが、
46歳の若さで、医師よりアルツハイマー病を告げられ、
以後、じょじょに症状が進んで行った。


他の人にはできないような、
いくつものタフなトラブルを処理できた人が、
一転して、他のものにも頼って生きて行くという。


ちょっと、いま適当な言葉が見つからないけれど、
いわば、強者が、弱者的立場になったと言えなくもない。


読んでいて、キュープラー・ロスを少し思い出した。


ターミナルケアの提唱者であるロスは、
死を宣告された数千人もの人のカウンセリングを行なった女性だ。


彼女は晩年、脳溢血で倒れ、半身不随の人となる。
客観的だったことを、自分の身で引き受けなければならなくなったわけだ。

取材


目にみえるものに関して、
取材するのは、わりあいラクである。


(邪道とされているけれど)
極端にいえば、目の前のものを指して、
「これ、どう思いますか」と聞けば良い。


目に見えないもの、
それも、こちらが勘違いしてしまっていることを
質問した場合、


取材された人は「分かってないなぁ」という顔つきはしない。
きょとんとした顔つきをされることが、少なくない


おそらく、取材された人は、
「この人は分かっていない」とは思わずに、
瞬間的に、何を聞かれたのか分からない状態になるのだろう。


取材というシチュエーションでは、
いちおう、聞かれたことには、答えなければならないと
いう感じになっているので、


聞く方と、聞かれる方で、
知らず識らずのうちに、
力関係が生まれているのかも知れない。


気をつけなければ。。。

ソーシャルネットワーク


いまだブログ中心のネット生活を送っている僕にとって、
(ブログもそうと、言えなくもないが)ソーシャルネットワークに対して、
二の足を踏んでしまう。


なんか、こう、知らない人とつながることに、身構えてしまうわけネ。


フィスブックのように実名か、ミクシィのようにハンドルネームで良いか、
ということについても、よく分からないんよねぇ。


ところで、グーグル+って、なんだ?

欧州危機


ギリシア国債の価値が下がり、
それを保有している、フランスやドイツなどの欧州の銀行は、
資産が減る。


そのための手だての一つとして、欧州銀行(かな?)からの
資本の注入が検討されているという。


日本では以前、アジア危機に際して、日本政府が
銀行に資本注入をしようとしたが、


自行の資産内容が悪いと思われてしまっては、
業務に差し障りがあると考えたからか、
あるいは恥ずかしいという思いからか、
金融機関は手をあげなかった。


結局、大手に資本を注入することで、
他行も追従して、資本注入を受け入れた(と思う)。


現在の、欧州の問題も似た局面にあるわけで。


果たして、欧州の銀行は資本注入を、
素直に受け入れるかどうか。。。。
お国がらの違いがあるのか、興味深い。


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