「日本幽国記」


「日本幽国記」という本があるそうだ。


著者は、ゴローニンと、リコルド。
ロシア船の船長と、副長である。


司馬遼太郎は、この散文を誉めている。
近代以前の平面的な描写とは全く違うという。


「19世紀のロシア文学史が幕をあけるための、
 “文章社会”的な一つの段階での成熟を示すものといっていい」
 (「ロシアについて」司馬遼太郎)とも書かれている。


司馬さんの文章は、
抽象的で、詩的な言い方が、ひとつの特徴で、
分からないような、分かり方がするのである。