鳥巻メモ

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椋鳥主義


森鴎外先生の随筆に、椋鳥(むくどり)主義というのがある。


まったく新しいものが出てきたとき、
要領よく理解するよりも、椋鳥のようにボーとしている方が良い、
というものだ(器の中に、ぎゅうぎゅうと詰め込まないように)


新しいものと言っても、
広い意味の全体からすれば、ほんの一部だし、


新しいものは、人の頭から出た以上、
自分にも、その萌芽があるからだ。たしか、そう書かれていた思う。