「イノベーションのジレンマ」には、
小さい会社の持つ後発の技術が、既存の技術を駆逐していく
事情が述べられている。
うる覚えだが、こういうことだ。
、、、本書には、いくつかの実例をあげており、
そのひとつがハードディスクに関してである。
後発の技術は、当初、マニアックなもので、
既存の市場では微々たるものであるが(容量が小さい)、
時間とともに、ユーザーのニーズにかなうようになる。
一方、既存のマーケットで大きなシェアを持つ会社は、
年を追うごとに、オーヴァースペック気味の製品を作るようになる。
(ユーザーは、そんな能力まで必要としていないよ)
このことを、ふと思い出したのは、本日のCnetの記事を読んだからである。
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20403492,00.htm
一般ユーザーにとって、パソコンは既にオーヴァースペックになっていて、
かわりに携帯電話の機能やインターフェイスが、パソコンのユーザーにニーズに近づいていく。
まぁ、そんなかんじ。