広告はインターフェイスかぁ。


広告の文案は、パンフレットや雑誌なら、数万人から数十万人、
新聞なら数百万人の人を対象にしている。だが、書いている側
から言って、実数通りに読まれている実感はない。こう言って
は何だけれど、まったくない。


俺なんか、やるせない気持ちが、ずっと続いているわけだが、
それに対して、ドライに見ている人もいる。アートディレクタ
ーの佐藤可士和氏の取材記事に、こういう一節がある。引用さ
せていただこう。


「広告はほとんど見られていない。ぼくはそう思っています。
大げさにいえば、誰にも見られていない。そういう前提で広告
を作っています。(中略)ところが広告の多くは、見てくれる
という前提でつくられています。(中略)だから、感性のハー
ドルを下げてみて、何とか使えようと努力をするわけです。こ
のマインドで、ポスターやCM、ロゴマーク、パッケージなどを
作っているのですが、でも制作物はあくまでもインターフェイ
スです。」(「ひとつ上のアイデア。」/眞木準 編)


広告はインターフェイス、、、なるほどなぁ。


(参考)
http://www.1101.com/yaomote/index.html