大和魂


きのうの話を引き継ぎ、広告全般の話をまとめてみようと思ったが、
テーマが大きすぎて、やはり途中でつまずいてしまったゼ。

で、まったく関係ない話をする。「大和魂」「大和心」についてである。


当方は、いままで、この言葉にネガティブなニュアンスを
持っていたのだが、小林秀雄の「本居宣長」を読んで、
それに対するイメージが変わってしまった。「ちょっと好きかな」
くらいにまで、気持ちも変わったナ。


本書から引用させて頂こう。



…「大和魂」という言葉の姿は、よほどはっきりして来る。
やはり学問を意味する才に対して使われていて、机上の学問に比られた生活の知恵、
死んだ理屈に対する、生きた常識という意味である。(P299)



技芸、智識に対して、これを働かす心ばえとか、
人柄とかに、重点を置いていた言葉と見てよいだろう。(P301)


「さもあらばあれ 大和心し 賢くば 細乳に附けて あらすばかりぞ」
「後拾遺和歌集 赤染衛門の歌」より。本書によると「乳」は「知」の掛詞だとか。