司馬遼太郎記念館

司馬遼太郎記念館の最寄駅は、
近鉄奈良線の始発、布施駅から4つ目の
八戸ノ里(やえのさと)駅である。


駅を背にして、道を真っ直ぐ歩くと、
4つ目の角に八戸ノ里病院がある。
そこを右に曲がり、100mほど歩く。


時節がら、駅から記念館までの路傍には、
司馬さんの好きだった菜の花が目立つ。


司馬邸に隣接する記念館に入る。
思ったより、広くはない。


館内は、
地下から1階にかけて吹き抜けになっている。


吹き抜けの空間をグルリと囲むように、
著作と蔵書の一部が、目一杯に展示されている。


館内のVTRの解説では、
司馬邸にあった蔵書は4万冊以上に及んだらしい。


数々の小説や、
街道をゆく」といった紀行文を書くにあたり、
あらゆる書籍を収集し、文章に結晶させていったという。


地下の特設展示コーナーには、「坂の上の雲」の
日本海海戦の描写にちなんだ資料が、展示されていた。


数少ない展示物の中で、日露戦争の、
それぞれの戦艦の軌道が描かれている図があった。


日本側の戦艦の軌跡を青く、ロシア側を赤く、
ペンでなぞらえてあった。