藤村健次七郎


歴史小説を除けば、
地方を舞台にした小説は少ない。


思い出す限りで言えば、
島崎藤村の「夜明け前」(岐阜県)、
中上健次の「枯木灘」(和歌山県)、
それに深沢七郎(山梨県)くらいだ。


個人的には、
血縁というものを考えたことがないのが、
上記の全ての小説は、何世代間の血族が関係してくる。


ただし、前者の2つは父系、後者は母系を中心に、
ストーリィが展開するのだ。