鳥巻メモ

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7世紀と19世紀の東アジア情勢


唐の成立は、
周辺諸国に大きな影響を与えた。


我が国は、
大化の改新を経て、律令制が取り入れられた。


現在のベトナムの北側は、唐の直轄領となった。


それと同時期、新羅が唐と手を結んで、高句麗を滅ぼした。
高句麗の古都・平壌は、唐の直轄領となった。


以上、7世紀の話。
時代は、19世紀に下る。


1882年、フランスがベトナム・ハノイに侵攻する。
(中仏戦争と関係があるらしい)


朝鮮半島は、内乱(甲午農民戦争)以来、
韓国政府による治安が維持できなくなった。


韓国は、袁世凱を通じ、
宗主国である清国に助けを求めた。


そして、清国は、この機をとらえ、
朝鮮半島の支配力を強化しようとした。


一方、日本は、朝鮮半島を他の強国に取られた場合、
我が国の国防は成立し得ないとして、陸軍を朝鮮半島に出兵させる。


それと前後して、
東郷平八郎は、中国兵の乗った不審船を、水雷を発射し撃沈させた。
これを契機に、日清戦争が始まる(物騒な文末になってしもた)。