コトバというのは、
モノと概念のあいだくらいの感じかなぁ。
たとえば、「飛脚」というコトバがある。
実際に、飛脚が走っていたときは、実体と言葉は、
ぴったし、くっついていたと思うけれど、
飛脚がいなくなってからは、
「飛脚」というコトバだけ残って、実体はなくなってしまった。
いま時代が大きく変わりつつある。
そうすると、飛脚と似たケースが、いっぱい出てくるんじゃないかなぁ。
たとえば「広告」なんて、どうだろう。
実際の広告は変容して、実体に合わないようになりかけているのに、
「広告」というコトバに、ムリやり詰め込んでいる感じはないか?