ウソぽさこそ、自然だ


レイモンド・カーヴァーの短編や詩には、
リアリティがある。心理的なリアリティだ。


ストーリィは奇抜でも、
気持ちが変わる瞬間の描き方が卓越していると思う。


それに比べると、事実を告白していると言われている
自然主義文学や私小説は、どうもウソっぽい。


ただ、正宗白鳥小林秀雄との対談で、
そのウソっぽさこそ、自然だと言っていたと思う。すごいなぁ。