「収集」


レイモンド・カーヴァーは、
かなりタフな時期を過ごしたと思う。


澱のように溜まった過去を
清算しようとする短編も多い。


「収集」という短編がある。


謎の人物が、主人公の家に入り込み、
部屋のチリやゴミを、一方的に「収集」していくストーリィだ。


散文詩のような短編で、分かりにくいのだが、
チリやゴミは、過去の澱の象徴だと思うネ、オレは。


カーヴァーの短編は、ストレートではなく、
(ちょっと言葉が、こなれてないけれど)
ねじれた関係で、つながっている作品が少なくないんだ。