勉強のすすめのようなタイトルだが、さもあらん、
実学のすすめ、と言った方が良い内容である。
「文明論之概略」に比べ、読みやすいし、
何よりの厚くないのが、よろしい。
とくに「九編」と「十四編」は、
感じ入るところが、大きい。
ところで、大黒屋(金券ショップ)をのぞいたら、
国立博物館で開催されている「福沢諭吉展」のチケットが、
500円まで下落していた。
この値段は国立博物館の入場料より安いので、
当チケットで入場すれば、
たとえ「福沢諭吉展」を見なくても、
常設展(浮世絵、仏像、陶芸品等々)が安く観賞できる。お得だぜ。