鳥巻メモ

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とりまきの独白3


ある技術が、あたり前に受け入れられている時、
その陰で、同じ市場を対象にした目新しい技術が、ひっそり生まれる。


多くは途中で消えてしまうのだが、中には、
既存のものを駆逐してしまうことがある。


それは、時間とともに新しい技術が成長し、
市場の要求に応えられるようになっていくことが、大きな要因だ。
同時に、既存の技術の特徴も進歩するのだが、こちらは、
ユーザーにとって、すでにオーバースペックになっている。


一方、後発の技術は、既存の技術にない 新たな魅力を備えていて、
結果的にユーザーは、そちら手にするようになる。


以上は、クリステンセンの力作「イノベーションのジレンマ」の
内容の一部なのだが、きのう、おととい、当ブログで書いた写植/Macの文字の例を
考えてみると、この理屈はうなずけるところがあるナ。
(つづく、、、か?)

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