百姓=農民ではなかった

明治政府は
いくつかのフィクションを作った。


神話を歴史的事実として
国史教育を行ったことは周知の通りだ。


百姓の定義を変えたことも興味深い。
こちらは、網野善彦氏の著作で知った。


明治以前、百姓イコール農民、
というわけではなかった。手工業を営む者や漁民も百姓であった。


だが、御維新のとき、
政府はひとまとめに百姓としてカウントした。


何故か…? それは「江戸時代は農業社会」というイメージを作り、
近代化をどしどし進めるには、これを変えなければならない、
というリクツを作るためだ。


でも実際は違って、江戸時代の社会の実態は
かなりハイレベルな商工業、金融、流通に
支えられた社会であったというんだねぇ。