友人で先輩のimoriさんが作成した
ネット上のアプリケーションを使用させていただいている。
これは、ちょっとした読書の感想メモとして使え、
もう5年使っている。
ためしに、自分の書き込んできたものの中から、
「深沢七郎」で検索してみると、
「楢山節考」「庶民列伝」「笛吹川」「甲州子守唄」
と出てくる。
「甲州子守唄」では、「戦後のハイパー・インフレの様子が、
かいま見れて興味深い」旨のことが書かれている。
もう少し具体的にメモしているので、引用してみよう。
登場人物の徳三郎がアメリカで20年働いて、 故郷の甲州に持って来たお金は 1万5千円。 当時の貨幣価値からすると、 だが、通貨の価値は変わるもので、戦後、激しいインフレとなる。 また同小説によれば、終戦後の米価は1俵3千2百円とある。 |