どこで読んだか忘れちまったが、
40年前くらいまでは、通貨の発行量は、
その国の金の保有量が基準になっていたという。
だが、この制度は、
リチャード・ニクソン時に廃止となり、
通貨の発行量は、需要と供給の関係に任されるようになった、
というと、なにやら、難しいが、
要は、驚くような大量のマネーを発行しても、
それを必要とする市場さえ見つかれば、
「まぁ、ええわい」ということやね。
最近の現象としては、
本来、住宅ローンを借りられない人にもマネーを供給した
米のサブプライムローンの制度が崩壊し、
行き場を失ったマネーが、原油や食料の投機に向かったわな。
で、何を言いたかったのかと言えば、
マネーでさえ、需給関係で決まってしまうのなら、
情報の流通だって、同じように考えても、いいんじゃねぇか思ったのだ。